ニュース

秋田の教員ら研究授業・中川小「小中一貫」相互協力

2018.1.29(八潮市)
ニュース写真
 秋田県小坂町の教育関係者が18日、八潮市立中川小学校(同市大瀬、大野一吉校長、児童237人)を訪問し、5年生(29人)を対象に研究授業を行った。同小を訪れたのは、小坂町の熊谷隆益教育長と同町立小坂小・中学校(児童179人、生徒126人)の和田渉校長、阿部千鶴子教諭の3人。

 小坂町は、2014年に小中学校を統合し、“施設併設型”の小中一貫教育を導入する際、すでに05年度から小中一貫教育を実施している八潮市の石黒貢教育長に教職員向けの講演を依頼した。以来、両市町は小中一貫教育推進のため、教職員を派遣するなど相互の協力深めている。特に小坂町は「全国学力学習状況調査」で大きな成果を上げているため、学力向上を最重要課題とする八潮市は、15年度から教職員を同町に派遣して研修を行っている。16年度は同町で研究授業が行われ、今回は八潮市での研究授業となった。

 この日、研究授業を行ったのは、小坂小・中の阿部教諭と中川小の5年担任の岡部千秋教諭。2人のチームティーチングで算数の授業が進められたが、児童生徒の「気づき」や「疑問」を重視し、比較検討の対話の時間を設けて学習を深める―という授業形態“小坂スタンダード”が取り入れられ、児童の気づきが引き出され、考えがまとめられていく過程が実践公開された、

 阿部教諭は「子どもたちの反応がよく、新鮮でとても勉強になった」と言い、岡部教諭は「派遣された小坂町では、子どもの反応を見ながら組み立てを行うことを学んだ」と話していた。中川小の大野校長は「教師の一言は重く、子どもたちは教師の投げかけに一生懸命に応える」と話し、今後も両市町の教育交流を深めていきたいとしている。
>戻る