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紅白で縁起かつぎ・クワイコロッケ15日から販売

2018.1.8(越谷市)
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 越谷市商店会連合会(桃木利幸会長)は、同市特産のクワイを使った「越谷の縁起コロッケ」を開発し、15日から市内の飲食店や惣菜店、精肉店など21店舗で一斉販売する。今後、“越谷の名物”として大いに売り出そうという作戦。

 クワイコロッケは、県が「実践型商業者グループ支援事業」で派遣した専門家のアドバイスを受けて、市内の商業者らが作り上げた。

 同市特産のクワイは、ピンポン玉くらいの実から大きな芽が伸び、「芽出たい=めでたい(結果が出る)」縁起物の食べ物として、正月のおせち料理にも出される。このため、今回開発したコロッケの最大の売りは「縁起物」。各店舗は、@越谷市内のクワイを使うA形状は問わないがコロッケであることBクワイを丸ごと使い、芽を突き出した形状を生かすC自店で開発したオリジナル商品―の条件を満たせば自由に作れるが、「縁起の紅白をあしらうもの」が大前提となる。

 同コロッケの開発委員長で、「せんげん台東口商店会」会長の石川修作さん(56)は、クワイを丸ごとジャガイモ(ニンジンとタマネギが隠し味)に包み、衣には越谷産米粉の粒を混ぜて揚げた。白は米の色、紅色は食紅で出した。さらに、芽を衣から出して存在感をアピールして作った。「独特の苦みを出すのに苦労した。普通に野菜に混ぜると野菜に負けてクワイの存在感が出ない。甘めのスープで1日半煮て風味を出し、丸ごとジャガイモで包み揚げた」と石川さん。「クワイのほくほく感を残し、子どもでも食べやすい味にした」と話す。販売価格は500円以下(紅白の2個セット)を想定している。

 同連合会は昨年8月から準備し、11月末に「試作品」を完成させた。今後、参加21店は、独自のオリジナル「縁起コロッケ」を作って販売する。クワイは、同連合会が市内のクワイ農家から50`を購入して各店舗に分けた。今回はクワイがなくなり次第、販売を終える。

 桃木会長(69)は「市内を散策しながら気軽に食べられるものを、という会員の思いからスタートした。祝い事や、試験や受験のゲン担ぎなどさまざまな場面で、各店舗のオリジナルな『縁起コロッケ』を楽しんでほしい」と話している。

 同市のクワイ収穫量は34dでシェア37%を占め、県内2位。

<問い合わせ>越谷市商店会連合会事務局(越谷商工会議所)TEL966・6111。
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