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クレープの移動販売・秋元さんSNSで情報発信

2018.1.1(八潮市)
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 ホワイトとワインレッドカラーのおしゃれな“キッチンカー”がひときわ目を引くスーパー前。クレープとワッフルの移動販売「SMAPPY CAFE」(スマッピー・カフェ)。

 店の主人はOLから転身し、昨年3月に起業した八潮市の秋元未来(みく)さん(34)。三が日は、三郷市内の「彦倉虚空蔵尊」に出店する。

 高卒後、都内で会社の事務職をしていたが、「人との出会いのある仕事を」と一念発起。あれこれ模索していた時、ある商業展示会で移動販売車に目がくぎ付けとなった。資金もリスクも少なくて済みそう―会社員の夫(38)も「やってみたら」と背中を押してくれた。

 勤めを続けながら約1年かけて準備。公益財団法人埼玉県産業振興公社「創業・ベンチャー支援センター埼玉」(さいたま市)に何度も足を運び、アドバイスを受け、事業計画を作り、国民金融公庫の融資をかちとった。

 大阪府堺市に本部があるグルメチェーンに加盟し、軽自動車をキッチンカーに改造し、発電機などの機材や材料をそろえ、研修後に創業した。

 地元のスーパー前を手はじめに、販売場所を開拓した。現在、「吉川ウニクス」(毎週木曜)やパチンコ店「第1プラザ八潮店」(土日など不定期)などで販売している。メニューは、バナナやチョコなどのクレープ24種類、ワッフル8種類。「越谷ネギや八潮のエダマメを使ったクレープなど、地域の特産を使ったオリジナルも考案したい」と秋元さん。天候に左右される商売。強風の日は、ノボリや張り紙が出せず、雨の日は車内が濡れてしまう。イベントの中止で、材料が無駄になったことも。

 PRの頼りは、もっぱら客の口コミとSNS。自らもインスタグラムやフェイスブックを駆使して、知名度アップに懸命だ。「キッチンカーうまいもん選手権」(昨年5月、春日部市)では、自己最高の売り上げを記録。今月は「こしがや葱フェス」に出店する。起業約10か月。常連さんも徐々に増えつつある。

 「楽しみに待ってくれる人もいるので、やりがいがあります」と笑顔がこぼれる。今年の売り上げ目標は月100万円。今後、茨城や都内など範囲も広げる予定。要望があれば、各種イベントに出張する。

 問い合わせは、秋元さん(TEL080・3420・4207)。メール(smappycafe@gmail.com)。