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若林 茂さん・「マスターズスキー」で3連勝

2018. 3.12 (越谷市)
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 平昌五輪直前の2月3日。群馬県・かたしな高原スキー場で開かれた「マスターズスキーサーキット(技術選手権大会)」(東京都スキー連盟主催)で昨年に続き優勝した(『75〜79歳の部』)。1月の県スキー連盟主催の同大会(群馬)でも優勝しており、“3連勝”の快挙だ。

 「練習の成果を出せた」と淡々と語る。競技は回転技術を競う「大回り」「小回り」と、自由に滑る「フリー」の3種目。五輪のようにタイムではなく、滑降技術の正確さと美しさを競う」レース。

 北海道美瑛町出身。冬の足として4歳からスキーを始めた。中2の時、「国体選手から『素質がある』とほめられ、本格的にスキーに取り組むようになった」という。

 設計技師として勤めた都内の電気会社では、愛好者を集めてスキー部を立ち上げた。「シーズンになれば、週末は仲間と夜行列車でスキー場に通いつめた」と笑う。

 56歳で公認指導員に合格し、「検定員」の資格も取得。60歳の定年後は長野県のスキー学校で、10年間指導した。

 「初心者に教えるのが楽しい。3日も練習すれば、ぐーんと伸びる。スキーが面白くなり、目が輝き出すのを見ると指導をやめられない」。

 今では指導員の指導にも当たる。真夏でもインラインスケート(ローラースケートの1種)でトレーニングを欠かさない。妻のかね子さん(74)と毎冬、北海道へスキー旅行に出かけている。

 「生涯スポーツとして、スキーの楽しさを多くの人に伝えたい」と話し、「80歳になっても、もちろんマスターズに参加します」ときっぱり。
(安部 匡一) 
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