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越谷に「郷土資料館」を・渡邊和照さん

2017. 10.9 (越谷市)
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 越谷市郷土研究会の5代目会長
渡邊 和照(わたなべ・かずてる)さん(76)
   (越谷市)
     郷土研究会と言っても、「歴史マニアだけではなく、普通の主婦やお年寄りらが参加できる市民団体」がモットー。6月、NPO法人の5代目会長に就任した。

 福島県郡山市出身。都内の大学卒業後、大手銀行で33年間の銀行員生活。定年退職後の2003年、「それまで寝に帰るだけだった地域で何かしたくなって」同市市政モニター委員に。

 「何も知らなかった越谷について勉強していると、モニター先輩に誘われて、郷土研究会に入会した」。創立51年、会員数350人を誇る組織が主催する人気イベントが、“史跡巡りツアー”だ。

 9月までに計482回ツアーを実施し、「普通の主婦やお年寄りらファンが増えている」。「参加してよかったというツアーにしたい。楽しく、健康にと“おいしい食事”にこだわっている」ところや肩ひじ張らない気安さが、リピーターを増やしている。

 「越谷は中核市になったのに郷土資料館がない。市民が郷土の歴史、文化を学び、観光客にまちの魅力を知ってもらえる施設を」と訴える。

 来年は市制60周年。「旧日光街道越ヶ谷宿に設置してもらえれば」とも。近隣を史跡巡りで歩くと、越谷の観光・文化施設の貧弱さを痛感するだけに、「郷土の資産を十分、生かしていない」と嘆く。

 「ものが1_でもずれると気になる」という几帳面な性格。「郷土研究会を、まちの魅力を発信できる市民団体にしたい」と知恵を絞る日々が続く。 (安部 匡一)
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