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森田 彩さん・内閣総理大臣賞を受賞した民謡歌手

2017. 5.15 (草加市)
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 内閣総理大臣賞を受賞した民謡歌手
 森田 彩(もりた・あや)さん  26
    (草加市)

 「受賞を知った時は、驚いて泣くこともできなかった」と言う。昨年10月、「平成28年度民謡民舞全国大会」で見事、「内閣総理大臣賞」に輝いた。アマチュア大会の最高峰でうたったのは、「佐賀箪笥長持唄(さがたんすながもちうた)」。

 初挑戦は16歳。以来毎回参加してきたが、悔し涙を飲んできた。練習の時から「なまりがなくて民謡の味がない」と言われ、「方言が分からず、曲の理解に時間がかかった」と振り返る。

 民謡界独特の“ハンデ”を克服しての悲願達成。6月18日には、東京・NHKホールで開かれる「第30回 日本民謡フェスティバル2017」(日本民謡協会主催)に同協会代表で出場する。

 「応援してくれる人や、師匠に感謝し、本番ではいい歌をうたいたい」。

 祖父母の影響で民謡を始め、3歳で初舞台。「まずは頭を下げなさいと言われ、勢いよく頭をマイクにぶつけたこともいい思い出」と笑う。

 小学1年の時、キングレコード専属歌手の民謡名人位、早坂光枝師匠(越谷市)に弟子入りし、小学5年で「早坂光彩(みつあや)」の雅号を授かった。

 師匠の内弟子となり、研さんを積み、今年3月には、「師匠から『弟子を取ったら』と許可を頂いた。草加市周辺で民謡教室を開き、民謡を浸透させていきたい」と熱っぽく語る。

 夢は、「カジュアルなスタイルでさまざま国を巡り、日本の民謡の素晴らしさを多くの人たちに知ってもらうこと」と目を輝かせる。
 (佐藤 龍一)
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