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身近な場所で子育て支援を・中島 眞由美さん

2017. 4.11 (吉川市)
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 初の“キッズタウン”を開催した、「よしかわ子育てネットワーク」代表

 中島 眞由美(なかじま・まゆみ)さん  49
 (吉川市)

 「自分で考えて行動すると、子どもたちは生き生きしてくる」。

先月、子どもたちが“自主的に”運営する「よしかわキッズタウン」を開いた。1000人を超える参加人数よりも大きな手応えをつかんだ。「子どもが育ちやすい、子どもを育てやすいまち」をと、母親仲間と2人だけでネットワークを立ち上げたのは13年前。

 静岡県磐田市生まれ。臨床検査学科の専門学校を卒業後、都内の大学病院に臨床検査技師として勤務。27歳で結婚し、出産直前、さいたま市から吉川市に転居した。

 知人もなく孤独な子育ての日々。「長男が1歳の頃、近くの公園で母親の友だちできて、ようやく子育てが楽しくなった」。孤独な思いと、“同志”を得た喜びの中で、「子育てする親が、同じ親たちを支援できたら」との思いが高まり、ネットワークを立ち上がらせた。

 13年11月に念願のNPO法人化。現在、会員は約90人。吉川市の委託を受け、市内2か所の「子育て支援センター」で赤ちゃんや母親たちの憩いの場を運営するほか、インターネットの子育て応援サイト「よしよしねっと」の制作・運営。家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」など活動は幅広い。

 「昨年5月からは、“なかまほいく”を始めました。母親同士が互いの子どもを預け合うサークル活動です」と言う。今や市の子育て支援事業を支える大きな存在だ。

 勤めている時に多くの患者と接した中で、「言葉かけ」の大切さを実感した。「子育てで精神的に追い詰められてしまう母親が多い。支援する先輩ママが身近にいるよ、ということをもっとアピールしなければ」と言う。大学生の長男(19)と高校生の次男(16)がおり、子育ての現役だが、「吉川で子育てをしてよかった、と言われるのが願い」と笑顔を見せた。                          
(安部 匡一)
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