写ったぁ

「ひまわりと子犬の7日間」・本の玉手箱

2016.5.2 (三郷市)
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子ども司書4期生
三郷市立栄中学校1年・斉藤 菫(すみれ)さん(12)
「ひまわりと子犬の7日間」(五十嵐佳子著・集英社)


 私はこの春中学生になりました。小学校時代はたくさんの本を読み、感動した本にたくさん出会いました。そんな私がおすすめする本は『ひまわりと子犬の7日間』です。
 主人公は小学5年生の里美。里美のお父さんは保健所で働いています。里美はふとしたことから、お父さんの『本当』の仕事を知ります。
 それは、保護された犬を里親が見つからないと7日間を期限として、必ず殺処分してしまう仕事です。この事を知った里美は大好きなはずのお父さんを許せないと、嫌いになります。
 そんな時、「お父さんだって悲しい思いを抱えながら仕事をしているんだよ」 と、お父さんの友人が保健所に連れていってくれました。そこで里美は、凶暴で危険な母犬と2匹の可愛い子犬に出会います。
 母犬は人間に恐怖心があり、誰にでもかまわずかみつきます。でも実は、子犬達を守ろうとしていたのです。里美は母犬に、亡くなったお母さんの名前である「千夏」の夏のイメージから『ひまわり』と名付けます。子犬を守ろうと必死に牙をむく母犬の強い愛情に感動したからです。しかし、この犬達にもあと数日という命の期限がありました。
 そして、「なんとか助けて欲しい」と、父に頼むのですが……。この続きは、あなたが実際に読んでみてください。
 保健所の人達は好きで殺処分しているわけではありません。命の大切さや親が子どもを思う気持ちは、犬も人間も同じだということを、私はこの本で学びました。本当に心が温まる物語です。ぜひ、感動を味わって欲しいです。
(協力・三郷市教育委員会)
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