写ったぁ

「神様のカルテ」・本の玉手箱

2016.4.4 (三郷市)
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◇「神様のカルテ」(小学館・夏川草介著)
三郷子ども司書3期生・川口郁実さん(14)三郷市立瑞穂中2年生

 私のお気に入りの本は『神様のカルテ』です。学校図書館で、「夏」「草」という爽やかな「夏川草介」という作者名に惹かれ、たまたま手に取った1冊です。

 この本は、新米青年医、栗原一止(いちと)が「24時間、365日対応」を掲げる信州の本庄病院で働くことを決意し、様々な壁にぶつかり、周囲の協力を得て、困難を克服し、成長していくお話です。もっと休みの多い、名誉もある大学病院という選択もあったのに、「24時間、365日対応」という医師にとってより過酷な病院を選んだ一止の志を、私はとても素晴らしいと思いました。そして、患者の生が尽きるまでその心に寄り添い、どんな困難にも立ち向かって行く一止の姿に沢山の勇気をもらいました。また、一止を支える仲間の温かさや、妻の愛情にも感動し、人は支え合ってこそ強くなると実感しました。私も普段から、周りの人との関係を大切にしていきたいと思えました。

 私は、この本を読み終えても、もう一度、もう一度、と何度も読み返してしまいました。繰り返し読んでいくうちに、話が深く伝わり、同じシリーズの本も読みたい、同じ作者の本も読みたい、映画も観てみたい、とどんどん興味関心の世界が広がりました。そして、今まで以上に読書に親近感を抱くようになり、図書館で本を探すのが、私はとても楽しみになりました。
 みなさんも素敵な本に出逢って下さい。GT(協力・三郷市教育委員会)
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