写ったぁ

心に残る「勇気」「優しさ」・「ひみつ」<本の玉手箱>

2016.3.1 (三郷市)
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三郷市子ども司書4期生・丹後小学校6年・佐藤ことね(12) 『ひみつ』(福田隆浩著・講談社)

 いじめ……。いじめは、みんなを不幸にします。毎日が苦しくて、笑顔が無くなり、人を信じられなくなります。だから、いじめは絶対に許されないことだと思います。でも、もし、いじめが身近で起こってしまったら…。もし、いじめについて考えることがあったら…。この「ひみつ」という本をおすすめします。  主人公は、岡崎明里という小学5年生の女の子です。ある日、明里と同じクラスの東川さんという女の子が、城跡で足を滑らせて意識不明になりました。けれど、明里は東川さんはいじめによる自殺なのではないかと考え、校長先生や学年全員に必死で訴えます。その結果、明里は無視をされたり、いじめられたりしましたが、あきらめずに東川さんの事故の真相を追いかけていきます。

 その姿は、まさに、「明里、頑張れ」と応援したくなる姿です。そして、この本は読み終えた時、大きな感動をくれます。  一つは、「勇気」と「優しさ」です。どんな勇気なのか、どんな優しさなのかは感動とともに感じて欲しいと思います。さらにもう一つ、周りに流されず、自分の意志をちゃんと持ち、正しいことを一生懸命伝えることの大切さを教えてくれます。自分のことを信じて、前に進んでいこうと思える本です。ぜひ、読んでみてください。
(協力・三郷市教育委員会)
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