写ったぁ

葉にも絶妙な「造形美」・花ものがたり

2015.11.23 (越谷市)
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 植物園ではいつも見られると思っている花だが、寒さに向かっていくこの時期に咲くものは少なく、入園してもがっかりしてしまう。
 当たり前だが、花を咲かせるには葉が重要な役割をしている。我々が「空気」の存在を気にしないように、花の時期に葉はついつい見過ごしている。
 ここには樹木と草花で数百種を展示している。その数だけ違う形の葉があるともいえる。
 葉の縁にはのこぎりの歯のように見えるギザギザがある。これを鋸歯(きょし)といい、細かいのや粗いものなど大きな違いがあり、どの植物か分かるようになっている。
 海に突き出た半島のように一部が見える葉や、リアス式海岸のような葉など探してみるのも一興だろう。
「これは芸術家だ!」と思わず声を上げたくなるほど美しい葉に出会えたり、なぜこんな形?と不思議に思ったり―心を高ぶらせる絶好の探検の時期、それが今なのです。
 (写真と文・アリタキ緑の会)

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