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写ったぁ

サンシティ市民合唱団団長・山ア純子さん

2015.4.13 (越谷市)
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 「越谷の地にクラシック音楽を広めたい」と、1989年に越谷コミュニティセンター設立10周年を記念し、「サンシティ市民合唱団」が発足。当初から歌い続ける。約25年にわたり、事務局長として団員募集やチラシ作りなどの裏方をこなし、このほど団長に就任した。
 越谷市大成町生まれ。東中在学中に音楽の先生の指導で朝礼のときに毎回、「混声合唱」をした。「それが合唱を好きになったきっかけですね」。大学卒業後、教職を経て越谷市の公立保育所の保育士として定年まで勤務。
 市民合唱団の始まりは、ベートーベン「第九」演奏会に集まった仲間たち。クラシックの大曲を合唱するのが目的で、2013年12月の結成25周年の記念演奏会では、難易度が高い、J・S・バッハの「ロ短調ミサ曲」に挑戦した。今年12月の27回公演では「カルミナ・ブラーナ」(カール・オルフ)を歌う。2台ピアノと打楽器による室内楽版で、すでに練習を始めている。
 「音楽を多くの人と共有できる場がほしい」と、越谷駅西口近くに自宅兼練習用音楽ホールを10年前に造った。ここが市民合唱団の練習場所となったほか、ミニコンサートも開く。
 「これで終わりと思ったら終わり。歳をとってもやりたいことはたくさんある。それも家族の理解があるから」。夫の昭二さん(72)は人形職人。長男の朋生さん(44)はプロのトロンボーン奏者として活躍する。どちらもよき理解者だ。
 「合唱は複数の人が発声してひとつのハーモニーができるのが魅力。サンシティ市民合唱団をずっと続けたい。今後はもっと若い人に参加してもらい、自宅の音楽ホールで親子コンサートも開きたい」と目を輝かせる。
 (安部 匡一)
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