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写ったぁ

原野に咲くロゼット・花ものがたり

2015.2.23 (越谷市)
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 花を咲かせていた草たちが冬になると茎は枯れてしまいます。背の高い草むらだった野原は、一面見晴らしが良くなりました。
 でもそこは枯れて茶色一色になったようでも、よく見ると緑色の部分が点々とあります。どれも同じように地面すれすれに、葉が重ならないように放射状に幾重にも広げた草の姿です。種類は違っても、バラの花に似ているので、これを「ロゼット」と言います。
 冬の弱い太陽光でも万遍なく光を受けやすく、背が低いので強い寒風をやり過ごすのに適した形です。
葉の先の隙間のほうを幅広にして、効率良く光合成が出来るように工夫をしています。
 ほかの花たちに先がけて芽を出し、待ちわびた春一番に花を咲かせるために、冬の間に養分をたくさん根に蓄えて体力をつける準備している姿、それがロゼットです。
いま野原でたくさんの種類が見られます。
 (写真と文・アリタキ緑の会)

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