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女性の目で相談者に寄り添う・松永智子さん

2015.2.10 (越谷市)
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「高齢化社会を迎えて、相続や遺言、生前贈与、年金や社会保険のことなど、専門知識が必要になってくる。そうしたかたたちのために、すこしでもお役にたてれば」と昨年8月に越谷市を中心に活動している5士業(弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、土地家屋調査士)の女性有志で「女性士業の会彩の会」を立ち上げた。現在メンバーは40代を中心に17人。
 35歳で税理士登録し、開業。ふだんは多くの顧客先を抱え忙しい日々を送る。県内の士業の人が集まる年1回の交流会をきっかけに、5年前から年1度、女性有志で情報交換の会を開催したところ、好評だったため、「もったいないので、私たちにできることをしよう」となったのが会結成のきっかけだ。
 昨年11月に、初のセミナーを開催したところ、「個別相談が無料でできるとあって、大変好評でした。皆さん個々で悩みが違うので、こうした対応が今後は求められてくるのではないか。弁護士や税理士など一般の方から敷居が高いと思われています。これを低くし、気軽に相談できる環境をつくりたい」と語る。年4回のセミナーを開催する予定だ。
 越谷生まれの越谷育ち。地元の埼玉大で経済を学び、コンピューターソフト会社に就職。税理士だった父親の跡を継ぎ、税理士になった。大学の先輩だった夫の賢一さん(43)は司法書士。2人の娘の母親でもあり、「家族の協力で仕事と家事をこなしています」。自身で「性格は温厚で放任主義」と分析。確定申告の時期を迎え、一番忙しい時期だが、休日はスキーでリフレッシュするスポーツウーマンでもある。
 「女性士業の会は、相談者の側に立って一緒に歩いて、問題解決の糸口を見つけていきたい。この会を県内全域まで広げるのが夢」と今後を見据える。
  (安部 匡一)
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