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バレエの魅力伝えたい・中村祐司さん

2014.10.20 (越谷市)
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 8月末にNHKホールで行われた、東京バレエ団創立50周年「祝祭ガラ」(記念公演)の「ペトルーシュカ」で、機械人形役で出演し、無事に公演を終えた。年間約130公演をこなす忙しいダンサーだ。
 越谷市生まれ。母親がバレエ教室を開いていたため、2歳からバレエを始めた。大きな転機は10歳のとき。「海外のバレエ団が越谷で公演をしたときに、子どもたちにレッスンをする機会があって、僕がバレエの足のポーズを見せると、プロのダンサーからほめられたのがうれしくて、本格的にバレエを始めました」。
 県立岩槻高校在学中に、フランス国立マルセイユ高等バレエ学校に入学。しかし、練習中に両すねを疲労骨折。半年もたたずに帰国し、高校に復学。「人生初めての大きなけがで、バレエ人生初めての挫折でした。二度とバレエができないかもしれないという恐怖を味わいました」。
 しかし、この経験がバネになり、バレエへの情熱を強くする。東京バレエ団の学校に通い始め、高校卒業後はパリ国立高等音楽・舞踊学校に1年間学び、帰国後、東京バレエ団に入団した。
 「今回、50周年記念事業の一員として踊れたことに感謝しています」と振り返る。 昨年は地元越谷で「ねむれる森の美女」公演に出演し、ゲスト出演の地元小学生たちのレッスン指導もした。
 「バレエは一筋縄でいかない。同じ舞台は二度とない。常に成長している実感があって、バレエに飽きることはありません。今後はバレエの『はまり役』のようなものに出会えたらうれしいです。そして、多くの人にバレエを知ってほしい」と将来の夢を語っている。
 (安部 匡一)
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