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写ったぁ

甘い香り放つ・カラタネオガタマ

2014.5.26 (越谷市)
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 植物はそれぞれ独自の香りを発しています。香りの役割は多様で、民間薬として馴染みのドクダミは、独特な薬効成分のあの匂いは有名ですね。受粉を手伝ってもらう虫媒花たちは、花びらを飾り魅力的な香りを振りまいています。
 木々が発散する香りは、主に細菌防衛策ですが、人間には森林浴で心が癒されるポテンチッド効果で知られています。またコミュニケーションの役割をしているという報告もあります。
 黄色味を帯びたお椀型で六弁花の「カラタネオガタマ」は、園内にある香りを放つ中の一本です。唐種招霊と書くので抹香臭い印象を受けますが、五月の中旬からバナナに似た甘い香りを放ち、皆さんを包み込むので、キョロキョロ見回して探します。原産地の中国では含笑花と言うそうです。
 遠くからでも分かるほど強く匂う場所が幾つかありますので、ご来園の折にはぜひ確かめてください。
 (写真と文、越谷アリタキ緑の会)

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