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発足10周年のせざき防犯パトロール隊隊長・浅古八郎さん

2014.5.19 (草加市)
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 2003年8月、「自分たちのまちは自分たちの手で守ろう」と地域住民が立ち上がり、瀬崎第1、第2、第3町会、谷塚コリーナ自治会の有志で構成する「せざき防犯パトロール隊」が発足した。県内でも先駆けとなるものだった。現在の隊員は、121人。
 契機は、瀬崎浅間神社の祭礼で足立区の16歳の少女が誘拐され、茨城県で遺体となって発見された事件。「二度とこんな事件が起こらないまちにしたい」との思いで、瀬崎第一町会長として設立に携わり、7年前から、隊長を引き継いだ。平日毎日、地区内を子どもの下校時間帯は青色回転灯パトロール車で、夜間は徒歩で町内を交代で巡回する。全国交通安全運動、歳末防犯キャンペーンなど活動は多彩。地区住民からも、不審者情報などが寄せられるようになり、頼りにされる存在になった。
 「パトロールが浸透して住民の防犯意識が高まり、不審者に警戒させるまちの雰囲気ができた。まちが汚れていると事件が発生しやすい。きれいにすることを心がけている」という。発足前に多発していた、ひったくりも激減した。
 同隊は、公益財団法人全国防犯協会連合会主催の全国大会で団体賞(2009年)、個人でも昨年、防犯栄誉銅章を受章した。現在の悩みは隊員の高齢化。「若い世代に参加してほしい」と呼びかける。100年続く老舗の三代目で、大の巨人ファン。(金子 貞雄)

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