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写ったぁ

種を飛ばす・ムラサキケマン

2014.4.28 (越谷市)
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花の美しさはもちろんですが、驚きが待っているのをご存知でしょうか。
 花が終わりひと月ほどたつと莢状の種が、茎の周りにメリーゴーランドのようにぶらさがり、熟したころには僅かな風のそよぎでも、パチンと音を立てて目にもとまらぬ速さで、その場所から弾けて次々と飛んで行ってしまいます。
 植物の筋肉は確認されていませんが、自力で種を飛ばす性質が備わっているのは、マメ科に多く確認されています。大豆やカラスノエンドウなどが代表的ですが、サイカチの木は大きな莢をねじって種を飛ばします。科は違いますがホウセンカの種飛ばしはとても有名ですね。春から夏中咲いている身近なスミレ類も、たくさんの種を飛ばします。
 これらを「弾性散布」と言います。ムラサキケマンはちょっと指を触れると弾けるので、 きっと印象に残る大きな驚きがあるでしょう。遊歩道のそばにたくさん咲いていますので、ぜひ体験しに来てください。
 現在展示室を増築中ですので、完成後にはこれらの映像をご覧いただけるよう撮影中ですので、ご期待下さい。(丸写真内は種子)
 (写真と文、越谷アリタキ緑の会)
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