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「かすかべ親善大使」のNHK気象キャスター・井田 寛子さん

2014.1.6 (春日部市)
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 NHK「ニュースウォッチ9」気象キャスターとして活躍する気象予報士で春日部市出身の井田寛子さんは昨年秋、「かすかべ親善大使」に就任した。井田さんは大使として「ようやく地元で形として何かすることができる。地元の人を元気にしたい。住んでいた地域しか知らないので、まず春日部市全体を知り、多くの人に知ってもらえるようにしていきたい」と意欲的だ。
 気象予報士を目指したのはNHK静岡局でキャスターを務めていた頃だ。土地柄、東海地震を警戒する同局は災害に対してしっかりとした対策をとっている。日々“伝える”中で「災害報道をやりたい。雨や台風、災害を伝え命や財産を守る気象予報士の資格を取ろう」と思い立ったという。
 「勉強と毎日の天気予報は別物」と井田さん。天気図上だけでは見えない、地域や地形によって気象は変わる。キャスター兼気象予報士として在籍した大阪局では経験を積むしかないと近畿地方の地形を覚え、日々勉強の毎日だったと振り返る。一方、現在気象キャスターを務める「ニュースウォッチ9」は全国放送で細部まで伝えることはできない。「ひとくくりにしてもいいのか」と思うこともあるが「季節を感じ風物詩を伝えるため現場にいくこともある。見ている人にも季節感を感じ取ってもらえたら」と気象プラスアルファの情報を伝えている。ずばり、2014年の天気はと聞くと「1年予報は難しいですが、日本海側では雪が多く、全国的に寒気が入りやすい寒い冬になります」ときっぱり。
 子どもの頃はサッカーや虫取りに興じる活発な子だったという井田さん。昨年11月、母校である豊春小学校の140周年記念式典に出席し、未来の夢や天気の話を後輩に話した。「本当に懐かしかった。すべてが小さく見えた」と卒業生として帰郷した地元は感慨もひとしおだ。
 今年、年女の井田さんの目標は春日部市のお祭りやイベントなどに積極的に参加することと、気象を軸に、趣味のヨガや大好きな野菜など、べつのものとの関係性を見つける勉強をすることだという。現在独身の井田さんの理想の男性像は「自分を持っていて、男っぽく引っ張ってくれる人。現実的には、大事な仕事を理解してくれて共に歩んでくれる人ですね」ととびきりの笑顔を見せてくれた。
  (新井 真由美)
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