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写ったぁ

岡井 結花さん・人に感動を与えられる女優に

2013.6.24 (越谷市)
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 5月から東京・帝劇で始まったミュージカル「レ・ミゼラブル」(東宝)に連日、アンサンブルキャスト(様々な役をこなす俳優)として出演している。「たくさんの役柄を演じています。農婦になったり、娼婦になったり、革命に参加したり。演劇的要素が強くなったこの作品で、毎回新鮮な気持ちで演じることを一番に考え臨んでいます」
 大きな瞳とさわやかな笑顔が印象的。元気で朗らかな語り口は人を寄せ付ける。越谷生まれの越谷育ち。小学4年生のときに、家族で観た劇団四季の「ライオンキング」に感動。舞台女優を夢見るようになった。「歌と踊り、そして演技と一人何役もこなす役者が輝いて見えました」。しかし、中学生になると、柔道部の先輩に憧れて柔道部に入り、黒帯を取得。「柔道部の3年間で忍耐力がつきました。これが今に役に立っています」。
 進学した短大では、演劇科ミュージカル専攻で学び、本格的に勉強し、ミュージカルに没頭する。卒業後、東宝ミュージカルアカデミーのオーデションに合格。昨年7月、東宝ミュージカル「ミス・サイゴン」でデビューを果たした。ミス・チャイナ役で全国11都市で公演した。そして、今年は「レ・ミゼラブル」出演で忙しい日々を過ごす。「舞台では濃いめのメイクになるので、肌の手入れに気を付けています。体が資本なので、マッサージなどメンテナンスを怠りません」
 昨年3月からは、越谷市の「(地域の)アーティストとホールの共同企画」に参加。越谷で活躍するアーティストとホールが、アートで街を元気にするという、企画で、サンシティや中央市民会館などで定期的にコンサートに参加している。
 今年10月には、都内のシアターで一人芝居に挑戦する。同級生の脚本家による脚本「あなたに伝えるできことを」で、戦争の悲劇の物語だという。「色々な役を演じることのできる女優になりたい。夢は大きな役をつかんで一人の人生を演じたい。生涯女優でいたい」と力強く語る。
 会社員の父・武史さん(53)と母・越子さん(45)の一人娘。「人懐っこく、情熱的な性格」と越子さんは娘の性格を語る。地元・越谷をこよなく愛し、「近くの北越谷駅を降りるとホッとする」という一面も。常に前向きな、ポジティブ人間。今年、女優として大きく羽ばたきそうだ。
   (安部 匡一)
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