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2016年度に開通・「草加三郷線」柳之宮橋架け替えも

2013.6.17 (八潮市)
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 愛称「けやき通り」と呼ばれる八潮市の中央部を走る、片側2車線、幅22bの都市計画道路「草加三郷線」は市民にとって、草加、三郷市など近隣地域への交通アクセスの要衝だ。 草加、三郷方面に伸びる市内の整備は、1971年3月に都市計画決定し、市の土地区画整理事業や県の施行で整備されてきた。八潮市内で残された部分は、西袋上馬場地区の約930メートル分で、現在、整備が進められ、柳之宮橋も架け替えられる。市民からは「いつ開通するのか」と待ち望む声も上がっている。

 都市計画道路「草加三郷線」は、草加市新里町を起点に八潮市を通り三郷市鷹野までの総延長約10・5`の路線(草加市3680b、八潮市4930b、三郷市1880b)。そのうち、八潮市内は、1971年11月から全体を6期に分けて、用地買収による県施行と市の土地区画整理事業に合わせて整備工事が始まった。
 第1期分は、産業道路から三郷方面に向かって、市の八潮第一土地区画整理事業に伴い、1449bが整備され、82年10月に完了し市内初の22b道路が部分開通し、当時は鉄道がなく、八潮市にとって、交通の要衝でもある、愛称「けやき通り」が誕生した。その先は、県の施行と八潮南部東土地区画整理事業で整備され、2010年11月には中川に新設された新中川橋が開通し三郷市とつながった。三郷市内も外環道付近まで現在、整備されている。
 八潮市内は、西袋・上馬場地区約930bの区間が未整備で、うち柳之宮橋までの351b分が市の西袋上馬場土地区画整理事業で整備が進む。同区画整理地内には、柳之宮橋につながる県道松戸草加線が通っており、朝夕の渋滞は著しく、橋は片側歩道で狭く自転車や通行人には危険でもある。計画では、松戸草加線は、柳之宮橋の手前で曲げられ綾瀬川沿いの市道に接続される予定だ。草加三郷線の整備は、建物27棟分の移転で土地を確保するが、現在8割の移転が完了。道路の整備状況は約30%、約105bが完成している。
 八潮市都市デザイン課・金子和広課長は「区画整理事業地内の草加三郷線は、2016年度内を目標に整備を進めている。草加三郷線は八潮市の大動脈であり、市内分が全面開通すれば、市内の渋滞緩和や近隣地域へのスムーズな移動が期待できる」という。実際、新中川橋が開通したことで潮止橋の朝夕の渋滞が緩和されている。

 県施行の柳之宮橋から草加市吉町地区つながる区間は、県の買収が7割がた進んでいる。県の計画では、柳之宮橋は、現在の通行を維持しながら、橋の上流側と下流側を片側ずつ整備し、最後に中央部分を行う方式だ。洪水対策で、橋は今よりもだいぶ高くなる予定だ。
 県では、工事着手の前に、今夏中にも地元住民向けに説明会を開催する予定。県越谷県土整備事務所道路施設公園部の寸田英利・道路施設担当課長は「地元の意見も反映しながら調整をすすめ、地域の分断など地元に影響が少ない手法を検討し地域のみなさんに示していく。柳之宮橋の架け替えは八潮市の区画整理事業地内の道路整備に合わせ、遅れないよう整備していきたい」と話している。
 都市計画道路の開通で交通量の増加、騒音など地元への影響も懸念されるが、八潮市民の利便性は大きく向上し、市の発展にもつながるのも確かだろう。(金子 貞雄)

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