6 東武よみうりウェブ版 とーよみnet

写ったぁ

第35回日本ハーモニカ賞を受賞・椚 敏彦(くぬぎ・としひこ)さん

2013.5.13 (草加市)
記事の写真
 ハーモニカ音楽の普及発展などに尽くした個人・団体に贈られる「第35回日本ハーモニカ賞」(全日本ハーモニカ連盟主催)を4月21日に受賞した。本業のかたわら、埼玉県ハーモニカ協会副会長など務め、「草加ハーモニカソサエティ」代表として、福祉施設への慰問やコンサートなどでその魅力を広めている。「さらに精進して多くの人にハーモニカの楽しさを伝えていきたい」と語る。
 16歳で故郷の山梨県甲府市から上京し東京・台東区の傘製造卸会社に就職。1971年に草加市内に転居後しばらくして独立し店を構えた。店が軌道に乗り余裕ができた1983年、中央公民館主催の「ハーモニカ講座」に参加。「音符もはじめは全く読めなかったが、好きだった菅原洋一の『知りたくないの』が初めて吹けた時、達成感があった」と病みつきになった。
 講座修了生有志で、「草加ハーモニカソサエティ」を結成。自身、レベルアップに都内の専門講座に通い独自のテクニックを磨いた。今ではホルン、コントラバス、コードといった音域の違うハーモニカを使い分ける。「ハーモニカは演奏者の個性が出る、難しくて面白いチャンレンジし甲斐のある楽器」と魅力を語り、さらに「今やりたいのは、まだ珍しい、柔らかな音が出るホルン・ハーモニカだけを使った演奏会」とチャレンジ精神旺盛だ。今年秋には、同ソサエティの結成30周年記念コンサートも控えている。
(金子 貞雄)
>戻る