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写ったぁ

日本けいらくビクス協会代表・村井 玉枝さん

2013.2.11 (越谷市)
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 「ゆったりとした呼吸と動きは、心と体のバランスを整えて自然治癒力も高めます。高齢化社会、ストレス社会に対応した日本の四季を五感で感じながらゆったりと動く健康体操です」と元気に語る。2010年に「日本けいらくビクス協会」を立ち上げ、今月に初の「心と体がよみがえる・経絡ストレッチ」(池田書店、B6版、159n)を出版した。
 「けいらくビクス」の「けいらく」は東洋医学の「経絡」と「エアロビクス」の「ビクス」を合わせた造語。自身で考えたオリジナルで2007年には商標登録もした。「経絡」は古代中国の医学において、人体の中の気や血などといった生きるために必要なもの(代謝物質)の通り道として考え出されたものだ。エアロビクスはきつくてついていけないという、中高年や高齢者のために考案された。体をほぐし、体の経絡を刺激して、内臓から元気にしようというスローだが、効果のある運動だ。
 静岡県駿東郡小山町出身。小学校のとき、体操を先生に褒められたのをきっかけに、器械体操に夢中になり、中学校、高校と体操部で平均台やゆかなどすべてをこなした。短大卒業後、栄養士として会社勤務後、23歳で結婚。子育てで忙しい日々が続いたが、越谷市に転居した1982年からエアロビクスに取り組み、英語も学んだ。88年には米・スポーツ医学会公認・ヘルスフィットネスインストラクター資格も取得した。1男2女の子育てが一段落した2002年には「ドンパン節」で第1回フィットネスダンス全国大会で優秀賞を受賞した。越谷市内の老人福祉センターで介護予防に効果があると「けいらくビクス教室」も開催し、多くの参加者がいる。
 「ハードな動きはなく、病後の人まで、だれでも取り組めるのが特徴。東洋医学と西洋医学のいいところを取り入れて体質改善ができます。私自身も病気知らずです」と笑う。今回出版した本では家庭で簡単にできる内臓を刺激するストレッチ体操を紹介している。
 「エアロビクスのインストラクターを続けて30年。10年ぐらい前から、一般の人たちの健康や運動に対する意識はかなり高くなってきました。一方でハードな運動を続けるのは困難になり、ヨガのような癒やし系のプログラムが求められています。『健康日本』を目指して、ささやかな活動ですが、多くの人に知ってもらいたい」
 夫の悌二さん(69)も移動の運転手役を引き受けるなど後方支援を欠かさない。夫婦二人三脚で地道な健康を呼びかける。
     (安部 匡一)

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