写ったぁ

「野ばら会」会長・山本 洋子さん

2012.10.22 (草加市)
記事の写真
 高齢者福祉施設向けのおむつ作りから始まった草加市のボランティアグループ「野ばら会」(会員30人)が今年9月、発足40周年を迎え、13日に記念祝賀会を催した。「40年経ち、会員みな高齢化しましたが、楽しく仲間が助け合い、いろいろな人に支えられたことが原動力」と感慨深い。
 会は、子どもが通う幼稚園の母親同士の交流の中で「お茶飲み会ばかりではなく、社会に役立つことがしたい」という思いがきっかけに、春日部市内の特別養護老人ホーム向けに始まった。「肌触りの良さを重視し、古いゆかた集めて、縫い目が固くなるのでミシンは使わず、手縫い。年間平均約100枚、ピーク時には徹夜して1回200枚届けたことも」と振り返る。この功績で同会は、厚生労働大臣賞(1991年)、緑綬褒章(05年)などに輝いた。
 紙おむつや専門リース会社の登場で、需要がなくなった約6年前、グループ解散も考えたが、社会福祉協議会の助成で2007年3月、松原団地C地区商店街で、独居老人や障害者向けのおしゃべりサロン「お休み処」(木、日曜、祝日を除く毎日午前10時〜16時)をオープン。お茶サービス(お代わり自由、100円)のほか、月2回程度、落語会や歌の会なども開く。利用者同士で折紙作り、フラダンスなどの趣味講座を開くなど、交流の輪が広がっている。「利用者の安否確認にもつながり、利用者にとっては相談ごとなども出来る、大切な場所になっています」という。
 野ばら会の活動と平行して、入浴介助サービスの「こだま会」、有償ボランティア相互扶助団体「さわやかたすけあい草加」の発足にも尽力した。横浜市出身。毎日元気で過ごす源は、フラダンス、シャンソンを歌うこと。
(金子 貞雄)

>戻る