写ったぁ

田畑圭介・草加よさこいを育てる会事務局長

2012.7.23 (草加市)
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 高知県土佐市発祥のよさこい踊りを、「コミュニティ作りと観光の目玉に」との思いで市民に広めるため、「草加よさこいを育てる会」が発足したのが5年前のこと。草加商工会議所会員や市民有志を中心にスタッフ10人での手探りでの船出だった。「隣の南越谷阿波踊りが今や全国的に有名なイベントになった。対抗意識ではないが、まちの活性化になるイベントが草加にほしかった」と振り返る。当時は、草加市民まつりの見直しが図られ、新たに「草加ふささら祭り」がスタート、まつりの核となるイベントが求められていた矢先だった。
 2007年当時、市内には、よさこい踊りの団体は1団体のみ。連の作り方や踊りの指導などの協力を仰ぎ、また坂戸市はじめ各地で開催されているよさこいイベントの関係者に飛び込みでたずね開催方法などを学んだ。草加よさこいの看板となるオリジナル曲と振り付けも現在2曲できた。熟練者向けの「ふささら彩祭」、初心者にも覚えやすい「心ひとつに」の2曲を看板に、市民講座を市内公民館や小学校、高齢者福祉施設などでスタート。ここから60歳以上の連や小中学生の連など含め、市民連が現在9チーム結成されている。各地のよさこいイベントにも参加し入賞するまでに育ってきた。
 昨年の草加ふささら祭りでは、市内外から20連が参加し第1回「踊るん♪よさこい」も開催にこぎつけた。福島県から「うつくしまPR隊」の連も参加してくれた。今年は、3年前の清門小学校PTA会長のときに結成した「TEAM清門」の小中学生など40人のメンバーで「チームふささらジュニア」として、今月28日に福島県南会津郡下郷町で開催される「YOSAKOIソーランジュニア東日本大会」にお礼とPRを兼ねて特別参加する。
 小学校での普及活動も取り組みはじめ講師を派遣、昨年までに10小学校の運動会で児童が踊りを披露した。「全32小中学校の児童生徒に草加よさこいの踊りを覚えてもらい、ふささら祭りに参加してほしい。中学校では、ダンスが必修化されたので授業で取り組んでもらいたいし、部活動でやりたいという学校も出始めているのでこれからが楽しみ」と期待する。
 これからの課題はスタッフと予算の確保。市のふるさとまちづくり応援基金は昨年度で助成が終了、企業や一般サポーターからの支援がこれからは主体となるため、NPO法人化なども模索中。「草加は、全国各地から移住してきた市民が多く、ふるさと意識が低いといわれる。草加よさこいを核にした、沖縄のエイサーや河内音頭、花笠踊りなど全国の民舞が見物できるバラエティーに富んだイベントにしたい」という夢も抱く。
 本業の販促グッズ企画販売代表のかたわら、草加商工会議所青年部会長、市PTA連合会運営幹事といくつものわらじをはき、忙しい日々を送る。家族は、両親と妻、小中学生の男の子3人。草加市清門町出身。

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