写ったぁ

名倉 勇さん・NPOネットワークよしかわ

2012.6.12 (吉川市)
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 吉川市内で活動するNPO団体(15団体)のサポートをはじめ、機関紙発行や市への政策提言などをするNPOネットワークよしかわの代表として2007年の設立当初から活動している。行政と市民団体とのパイプ役として、走り回る日々。
 吉川市平沼生まれ。父親が戦死し、母親と妹を養うために中卒後、日立製作所葛飾工場に入社し、重機製造に携わる。定時制高校に通うが仕事が忙しく、3年生で中退。5年間通うが、近所の包装工場の社長から声をかけられ、転職。この包装(プラスチック、ビニール加工)の仕事が一生の仕事になる。当時、仕事で配達などに訪れていた都内の同業の社長に見込まれ、会社を継ぐことに22歳のときだった。
 1983年、それまで都内葛飾区にあった会社を地元の吉川に移転し、現在では、東京ディズニーランドのパスポートホルダーの製造など、ビニール製品の製造を手広く手がけている。
 現在、NPOのメンバーは30人の会員を抱える。「メンバーは皆、それぞれの分野のエキスパートばかり。吉川が好きな人ばかりが集まり、住みやすい吉川にしようと智恵を出し合っている」。
 吉川市国際友好協会会長も務めるが、「個人、団体、ボランティア、企業、行政を結び、共に生きる精神で、分野を超えたネットワークを作りたい」と市内の団体に呼びかけた。活動は多岐に渡る。吉川市との共催でNPOフォーラムやシンポジウムの開催をはじめ、「男女共同参画基本計画」の策定など市と協働での活動に力を入れる。
 今年は新たに「よしかわ防災まちづくり情報プラットホーム」設立に向け、準備を進める。「地域の防災力」の向上を図るには、まず、地域の災害リスク情報を得ることが重要。インターネットを利用した地域での情報の共有化をすることで、防災力を高めたい」。年内に設立準備会を設置し、市の協力も得て早期の実現を目指す。
 趣味はゴルフ。週2回ほど市内や近隣のコースを回り、健康の秘訣となっている。毎朝の散歩も日課で「朝一番で汗を流すと、いいアイデアも生まれ、元気になる」。古希を迎えた今年、ますます地域への愛情は深まるばかりだ。
   (安部 匡一)
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