写ったぁ

吉川市農業青年会議所会長・関根 崇雄さん

2012.3.12 (吉川市)
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 吉川市内の農業後継者でつくる「吉川市農業青年会議所」(会員17人)の会長として、地元農産物のPRと普及に活躍する専業農家。ネギを年間通して栽培している。吉川市は県内で唯一、国から夏ネギの指定産地に定められていて、それを支えている農家の1人だ。江戸川に近い三輪野江地区で両親と妻のゆきえさん(37)と4人で農業を営む。
 ネギ畑は合わせて約1fだが、1つの畑に年1回しか作付けせず畑ごとに収穫時期をずらし、土を休ませる期間を設けることで「畑の力」を大事にしている。ネギは暑さと大雨に弱いため、8月と9月は収穫期から外している。ビニールで土を覆い温度を上げて成長を促す「トンネル栽培」も取り入れ、収穫期を調整している。
 「天候やその時の相場に左右され、仕事は大変ですが、やりがいがあります。手塩にかけた、ネギがうまくできたときのよろこびはひとしおです」と笑顔で話す。幼いころから両親の仕事を手伝い、県立杉戸農業高、東京農業大学短期大学部農学科で農業を専門に、栽培から経営まで学んできた。
 青年会議所会長には2年前に就任した。市民まつりでの農業PRイベントの企画や「なまずマラソン」での、もちつき大会など農業をPRしようと、年間通して忙しく走り回った。「いろいろな会議やイベントに出させてもらい、市内の各分野の人たちと知り合えたのが良かった」と振り返る。
 ふだんは毎日、自分で近くの越谷市場に出荷している。「もう少し、畑の面積を増やしたい。省力化のための農機具も購入したい」と今後を見つめる。
 寡黙で生真面目。農業一筋だが、妻がバンドをやっていて、ライブハウスまで見に行くのが楽しみ。「吉川ネギは身がしっかりして、甘くおいしい。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と呼びかけている。
    (安部 匡一)
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