写ったぁ

黄昏の芦ノ湖畔・浅香 誠二さん

2011.11.7 (越谷市)
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 「黄昏の芦ノ湖畔」 浅香 誠二さん(越谷市)

 この夏、箱根仙石原で数日を過ごした折、孫娘たちと箱根関所跡を訪ねた時に撮影したものです。
 「入り鉄砲と出おんな」を厳しく詮議していた江戸時代、江戸と関西を往き来する旅人にとって、この関所を無事通過することと、天下の険といわれる箱根八里の山道を歩き抜くことは、最大の懸案であり難事だったことでしょう。
 芦ノ湖のほとりにある、関所資料館で数々の展示物により、当時の旅人の苦労を忍んだあと、建物を出たところで、ふと湖の方を眺めたとき、目に入ったのがこの情景でした。夏の日がしばらく西に傾き、全体が影絵か水墨画のようでした。しばし、この風景を堪能したうえでシャッターを切りました。
 もし、昔の旅人だったらたぶん「三島の宿へ明るい内に着くには、急がなければ」などと、景色を楽しむ心と時間の余裕もなかったのではと、ふと思ったりしたのでした。
 (2011年8月1日、神奈川県箱根町で撮影)

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