写ったぁ

迫力の黒四ダム・荒谷 仁さん

2010.5.31 (越谷市)
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 「黒四ダム」 荒谷 仁さん(越谷市)

 小説・映画「黒部の太陽」で、その難工事の様子は克明に描かれています。
 戦後の電力不足を解消するため、513億円の巨費と、延べ約1000万人の作業員の手で建設された、黒部川第4発電所です。
 夏、なお残雪を見て、そそり立つ立山連峰の岸壁の底に、七色の虹をかけ流れ落ちるさまは、あまりにも雄大な、文明の技術と力の結集にほかありません。特に困難を極めた関電トンネルを今は、観光客を乗せたトロリーバスが走っています。
 トンネルに入ると、ひんやりとした冷気が体を包み、暑さを忘れさせてくれます。映画は破砕帯という難所にトンネルを通そうと、掘削面から突如流れ出る大量の水と土砂に格闘する作業員の姿を、明るく不屈な人々として描かれています。
 ダムサイトに立ち、轟々と流れ落ちる放水にしばし、目を見張るばかりです。黒四は、壮大な山岳美と、人類の成せる偉大な業績です。
 (1982年8月撮影)

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