写ったぁ

日本の屋根、槍ヶ岳・昼間 隆之さん

2010.2.15 (八潮市)
記事の写真
 昼間隆之さん(八潮市)=北アルプスの象徴・槍ヶ岳

   写真は、北アルプスの象徴、槍ヶ岳の穂先を2007年4月29日の登山ツアーで撮影したものです。槍ヶ岳山荘が営業を始めた当日で、井上靖の小説「氷壁」で有名な徳沢園を早朝5時に発ち、正午過ぎに山頂に立ちました。
 締まった雪とギラギラした太陽は、思ったより体力を消耗していましたが、雲ひとつない360度の展望は、標高差1600bの槍沢の登りを忘れさせてくれる素晴らしさでした。北に裏銀座の三俣蓮華・鷲羽。遠くに鹿島槍、はるかに立山連峰。東に目をやれば、常念山脈、大天井、そして燕岳。南には、大キレット(長野県の南岳と北穂岳の間にあるV字状の岩稜帯)越しの北穂、奥穂、そして前穂、さらに乗鞍岳の山々。
 その先に中央アルプス、南アルプス、そして富士山の左に八ヶ岳連峰。西には手に取れるような笠ヶ岳。疲れはその一瞬で吹き飛びました。ホワイトアウトも猛吹雪で体験、撤退も経験しましたが、槍ヶ岳の展望は最高でした。日本の屋根が全て見えたのです。
 写真は、フィックスロープ(安全確保のため固定しておくロープ)で下りた直後、山荘の近くで撮影したものです。そこから見えた山々を次に登りたいと思ったことは言うまでもありません。

>戻る