写ったぁ

錦秋に輝く尾瀬・荒谷 仁さん

2010.1.25 (越谷市)
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 「錦秋の輝く尾瀬」・荒谷仁さん(越谷市)

 雄大な燧ケ岳、女性的優しい山容の至仏山。いくつかの山に囲まれた尾瀬は、多くの人の心を引きつける国内屈指の高所湿原です。
 残雪解けやらぬ6月初旬。池塘に可憐な花開く水芭蕉。より添うように、黄色い花びらのリュウキンカ。水芭蕉は、尾瀬の代名詞といってもよいでしょう。
 しかし、秋の尾瀬の素晴らしさを知っている人が、案外少ないのです。紺碧の空にいわし雲が流れ、全山紅・黄葉と化す秋の尾瀬は、正に見事な風景といえます。池塘に目を移せば、オゼコウホネ、ヒツシ草といった浮草が琥珀色に染まり、そよ風に揺らぐ様は別天地の佇まいといえましょう。枯れ切れぬ草もみじに、朝の白露が日に輝く情景は「いと美しきそのさまに心おののく」といった心持ちでしょうか。
 資料によりますと、尾瀬の紅葉は東の横綱・涸沢に対する、西の横綱にランクされています。
 (1987年10月3日、尾瀬ヶ原中田代で撮影)

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