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「なまずのまち」が集結・2月18日全国初のサミット

2017.1.23(吉川市)
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 “なまずのまち、集まれ!”―「なまずの里」をPRしている吉川市は2月18日午前10時から、市民交流センター「おあしす」(同市きよみ野)で、初の「全国なまずサミット」を開催する。同市と同様に、なまずでまちおこしを進める全国の各自治体首長らを招き、パネルディスカッションで文化交流や経済的連携などを話し合い、それぞれの取り組みや料理、キャラクターグッズなどを紹介し合う。吉川産なまずを使ったオリジナル料理の試食もあり、全国に“なまず文化”をPRしようというユニークなイベントだ。

 同市は古くから早稲米の産地で、中川の盛んな舟運を背景に“川の文化”が育まれ、川魚料理が根付いた地域。「なまず料理」は多くの家庭で食され、現在も市内の料理店が伝統を守り、「なまず料理」を提供している。

 「なまずの里」を前面に出したまちおこし運動は、市制施行の1年前の1995年度にJR武蔵野線「吉川駅」南口に金色の「なまずモニュメント」を設置してスタートした。96年度には農事組合法人「吉川受託協会」が、なまずの養殖に着手した。「日本なまず」の養殖は難しいとされたが、研究を重ねて成功し、97年度から出荷できるまでになった。以来、同市は、なまず料理に力を入れ、地酒や菓子の名前にも「なまず」を入れて、PRに力を入れてきた。

 なまずサミットは、中原恵人市長が就任当初から構想を温めてきたというが、2015年にインターネットのグルメ情報検索サイト「ぐるなび」の「今年の一皿」に「なまずの蒲焼」がノミネートされ、同市が表彰されたのを機に、「ぐるなび」の協力を得て、今回の「サミット」開催となった。

 サミットには、「なまずバーガー」を販売する茨城県行方市や、なまず料理が有名な群馬県板倉町、地元高校生が、なまず養殖を研究している広島県神石高原町など7市町が参加する予定。各首長がパネルディスカッションで、なまずの歴史や取り組みを紹介しながら、経済的連携や防災協定などについて話し合う。「なまず自治体PRブース」では、なまず料理やキャラクター、グッズなどを展示する。来場者はクイズを楽しみながら、各ブースを回れるようにする。また、都内レストラン・シェフが吉川産なまずを使ったオリジナル料理を披露し、キッチンカーで希望者に試食提供する。

 同市商工課は「なまず料理の普及に力を入れてきたが、さらに普及させるには、家庭でなまずが食べられるレシピなどを考える必要がある。サミットを機に市民に、なまず文化を普及させていきたい」と話す。同サミットは入場無料。興味のある人は誰でも入場できる。

 <問い合わせ>吉川市商工課TEL982・9697。
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