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5年生が「着衣泳」学ぶ・北谷小「浮いて待つ」

2016.8.1(吉川市)
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 吉川市立北谷小学校(植野広行校長、児童497人)のプールで11日、5年生児童85人に着衣泳指導が行われた。海や川など水辺の遊びが増える夏休みを前に、衣服を着たまま水中に入り、その重さを実感し、水難事故の恐ろしさと対処法を身に付けてもらおうというもの。指導はクラスの担任教諭3人が行った。

 まずは水着の上から洋服を身に付け、水中で歩行し、服が体にまとわりつく不快感や、思うように体が動かない事を体感。次に、ペットボトルやビニール袋を使い、浮く練習を行った。児童らが自分たちで考えた浮く方法では、ビート版のようにして使っていた。しかし、服を着たまま水難事故に遭った場合、焦ったり暴れたりすると体力を消耗してしまうため、「救助が来るまでは浮いて待つ事が大切」だとし、空のペットボトルや空気を詰めたビニール袋を胸に抱え、仰向きになると浮きやすい事を学んでいた。

 着衣泳を学んだ清水元晟君(10)と関根愛花さん(10)は「洋服を着たまま泳ぐのは、服が体にまとわりついて難しかった。体が重くて大変だったが万が一の時の練習になったと思う」といい、植野校長は「北谷小は中川、大場川、二郷半領用水や田んぼなど水に囲まれた立地のため、夏休み中の事を懸念している。夏休み中の水難事故が1つもなく、無事に新学期を迎えられれば」と話していた。

 尚、着衣泳指導は全学年を対象に行われており、当日は2年生、6年生も着衣泳を体験した。
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