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吉川市役所が新設移転・「おあしす」に隣接、18年開設

2016.7.12(吉川市)
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 吉川市はこのほど、新庁舎の基本設計をまとめた。市議会や市民の意見を聞く「市長キャラバン」の結果をベースに当初計画を大幅に変更し、「コンパクトで利便性を高め、建設費を圧縮した」という。昨年2月就任の中原恵人市長は「新庁舎建設の見直し」を公約していた。建設費は当初の52億円から38億円とし、建設地は現庁舎の東約1・3`の市民交流センター「おあしす」隣接地。2018年5月のオープンを目指す。

1968年に建設された現庁舎は、東日本大震災で被災し、耐震性に不安が出て来たため、市は新設移転を決めた。市は90年の「庁舎建設基金条例」制定で、基金の積み立てを開始し、96年に、きよみ野地内に建設用地(約1万5000平方b)を約20億5000万円で購入。2012年11月、予算53億円の「新庁舎建設基本構想」を策定した。

その後、市長選挙で中原市長が就任し、「建設費が高額過ぎる」と見直しを表明。「市長キャラバン」での市民の意見を聞きながら、見直し計画を作った。

 計画では、庁舎は鉄骨造り地上3階建て、延べ床面積約7645平方b(当初より約880平方b縮小)。当初の「免震構造」からコストの安い「耐震構造」にし、との連携を図り、2階部分に「おあしす」との連絡橋を設ける。

市民利用が多い窓口をすべて1階に配置し、各部署に仕切りを設けず、オープン空間とした。会議室は市民も利用でき、サーバー室や無線室、電気室は上階に配置し、水害時などにも機能を維持できるようにしたという。

 今年10月に着工し、引っ越しは18年5月のゴールデンウィーク期間を予定している。
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