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市民の意見をまちづくりに・「市民シンクタンク」スタート

2016.6.20(吉川市)
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 吉川市は5月27日、「吉川市市民シンクタンク」の第1回懇談会を開き、「市民研究員」25人が、中原恵人市長と意見交換した。

 同シンクタンクは、市民の専門的知識や経験をまちづくりに生かし、地域課題の提起や調査分析、解決策などを市に提言しようというもの。

昨年、就任した中原市長の公約の一つ。

 同シンクタンクを構成する「市民研究員」は現在、35人(男性30、女性5)が登録されている。すべて公募で集まった人たちで、専門分野は「福祉」「医療」「薬学」「都市計画」「工業デザイン」「交通工学」などで、年齢は20代から70代まで。

 第1回懇談会では、中原市長が、2016年度施政方針や総合戦略など、市が取り組む事業や方向性、課題、未来ビジョンなどを説明し、市民研究員が「政策提言書」を作成する際の留意点などが伝えられた。研究員は今後、それぞれの提言をまとめて、「提言書」を市に提出する。それらの提言を、幹部職員による「提言検討会議」が検討し、提言を取り入れるかどうかを判断する。

 研究員の一人、同市きよみ野の無職、芹澤正章さん(67)は「いろいろな方々の経験、知見を行政にどのような形で生かせるか注目しています」という。また、同市きよみ野のNPO法人代表、野田妙子さん(62)は「 行政にお任せ、でないまちづくりが動き出す可能性を感じています」と市民シンクタンクに期待している。

 中原市長は「市民の皆さんの経験・アイデアを市政運営に生かせる体制が整った。『市民と行政の協働によるまちづくり』は大変だが、人口7万人規模の自治体だからこそできるチャレンジだ」と話した。

 同市市民参加推進課は、「研究員」の追加募集を随時行い、9月下旬に「懇談会」を予定している。
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