ニュース

絵本作家の長谷川さん「おはなしライブ」・三輪野江小

2016.1.4(吉川市)
ニュース写真
 吉川市立三輪野江小学校(荒井一美校長、児童222人)は12月16日、画家・絵本作家の長谷川知子さん(68)を招き、「おはなしライブ」を行った。絵を通して本の楽しさを知ってもらうことが狙い。

 長谷川さんは、幼少期の体験から話をはじめ、「光っている物の描き方」「人や物が動いているように見える描き方」「絵を上手く描くコツ」など児童からの質問について丁寧に答えていた。長谷川さん愛用の道具や作業机の写真を見た児童らは、筆の多さや、水彩絵の具が混色されたままのパレットを見て「うわぁ―っ」と声を出し、直筆のイラストにも驚いていた。

 西山菜緒さん(9)(3年)は「本に誕生日(発行日)があるとは知らなかった。新しい本を見ることができて良かった」と言い、6年の古畑竣平君(11)は「長谷川さんの夢のための信念を見習いたいと思った。“無駄な努力は無い”ということも改めて感じた」と話した。

 長谷川さんは「子どもたちが、自分たちにとって良かったと言ってもらえることだけでうれしい。感想を聞いて泣きそうになった。今後の活動の励みになる」と目を潤ませていた。

 長谷川さんは1947年、北海道北見市生まれ。北海道北見北斗高校を卒業後、武蔵野美術短期大学デザイン科を卒業し、72年に「ボタン貝船の兄弟」(JK・スウオサウト・作、亀山龍樹・訳、講談社)でデビューした。79年「ひつじぐものむこうに」(あまんきみこ・作、未来社)で「第26回産経児童出版文科賞」を受賞。2004年に発売された「教室はまちがうところだ」(蒔田晋司・作、子どもの未来社)は、インターネット販売サイトの小学1〜2年生向け部門と、家族・生活・友達の絵本部門で約半年間、売上連続1位を記録した。
>戻る