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市庁舎建設など市民の意見聞く・市長キャラバン

2015.11.2(吉川市)
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 吉川市は、同市の最重要課題である「新市庁舎建設」「吉川美南駅東口整備」「新中学校建設」の3つについて、多くの市民の意見を聞こうと「市長キャラバン」を6月25日から7月16日まで市民交流センター「おあしす」や、中央公民館などを会場に10回開催された。今年2月に就任した中原恵人市長が呼びかけ、実施した。同市はこのほど、同キャラバンで市民から出された意見を市ホームページなどで発表した。
 新市庁舎建設については「華美な装飾は不要、シンプルな建物が良い。例えば、吹き抜けやギャラリースペース、キッズコーナーなどは隣接する『おあしす』と機能が重複するものがあるので『おあしす』を活用した方がよい」、「免震構造ではなく耐震構造でも良いのではないか?」、「建設費の無駄を省き、建設費を縮小するのであれば、市庁舎の建設は必要だし、賛成」など。
 吉川美南駅東口整備については「医療・福祉施設、高齢者や子育てに関する施設の誘致をする」、「道の駅を中心に、農業の活性化を。なまずだけでなく、一村一品のようなものを開拓してほしい」、「今のままのような田園風景の残る街であってほしい」、「浸水のない町づくりを」。
 一方、新中学校建設については「防災機能を持たせた複合化を」「三郷市で統合され、廃校になった学校の校舎を借りても良いのでは?」「スクールカウンセラーの常設を」などがあった。
 市政は行政と市議会、市民が三位一体になる事が重要と考える中原市長にとって、着実な一歩が進められた。今回集まった市民の声には「中原流」の市政運営に厳しい意見も見受けられるが、条件付きで賛成するなど肯定的な声も多かった。
 同市の新旧住民がお互いに意見を述べてもらい、それを融合する課題はまだ続く。今年の12月までに方向性を決める。