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自転車の事故防止へ・模擬装置で訓練

2015. 9.21(吉川市)
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 吉川警察署と埼玉県トラック協会(鳥居信雄会長・加盟社数2217社)が共同で、自転車シミュレーター(模擬装置)を使用した“交通安全キャンペーン”を8月21日、吉川市立児童館ワンダーランド2階の多目的ホール「くじゃくのへや」で開催した。同署と同協会が共同でキャンペーンを行うのは今年で3年目だが、児童館では初。
 吉川署管内の自転車での人身事故者数は今年の1月から8月20日までに36人と去年の同時期に比べ1人多い。特に夏休み中という事もあり、子どもの自転車事故が多くなる時期のため、注意喚起をうながすのが狙い。
 キャンペーンでは、埼玉県警が自転車を安全に運転するための5つの交通ルールを覚えてもらうために作成した、県警オリジナルソング“5Song”を振り付け付きで歌い、歌で自転車走行のルールを簡単に身に付けた後で、同装置による模擬訓練を行った。
 今回参加した子どもたちの人数は5人と少なかったものの、参加した子どもたちは、みんな真剣に何度もを繰り返していた。模擬訓練では昼間の運転だけでなく、夜間運転の訓練など、年齢や経験によって難易度を選ぶ事ができる。途中、運転に関した標識やマナーなどのクイズも出て来て、模擬訓練に参加した子どもたちは頭を捻りながら、模擬訓練に夢中だった。
 実際に自転車シミュレーターを体験した同市立中曽根小学校(市川俊行校長・児童466名)2年生の原晄飛君(8)は「シミュレーターで運転している最中、スピードを出しすぎて人に当たってしまい、事故を起こして失敗してしまった。実際の道路を自転車で走る時は、ゆっくりとルールを守って走りたい」と話した。
 同署交通課交通総務課係の芳賀延子巡査(33)は「5Songを歌って踊る事で、自転車に乗れる子も乗れない子も自転車のルールを再確認し、身に付けてもらいたい。自転車を運転している時に、自転車事故の加害者にならないようにする事もこのキャンペーンの目的の一つ。自転車事故が1件でも減ってくれれば」と話す。
 埼玉県トラック協会が所有する自転車シミュレーターは、HONDA(本田技研工業株式会社・八郷隆弘社長)が2009年に量産型の販売を開始。同協会が2006年4月に購入した。

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