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高齢者に交通安全や「詐欺防止」など訴え・吉川署が老人福祉Cで

2015.8.18(吉川市)
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 吉川警察署は8日、吉川市吉川の同市立老人福祉センターに集まった約80人のお年寄りたちを対象に、自転車の交通安全と振り込め詐欺の注意喚起キャンペーンを行った。7月から同署と吉川市の交通指導員が一緒に行っているキャンペーンで、高齢者向けは今回が初。
 自転車の注意点については、お年寄りにも視覚的に分かりやすくするため、同署員らが芝居を演じた。自転車に乗る前に確認しなければいけない項目「ブ(ブレーキ)・タ(タイヤ)・ベル(ベル)・サ(サドル)・ハ(ハンドルと反射板)・ラ(ライト)」を点検し、「自転車および歩行者専用」や「一時停止」の標識を順守しないと、自身が交通事故の被害者にも加害者にもなる可能性があり、非常に危険だと説明した。
 自転車は万が一の時、急ブレーキを掛けることになるが、それには反射神経が重要になる。そこで、童謡「うさぎとかめ」の歌詞に合わせた手遊びを3段階のスピードに分けて繰り返した。
 吉川市内で65歳以上の自転車事故の死傷者数を見ると、今年の1月から8月4日の間に7人と、昨年の同時期に比べて1人少ない。同署交通課交通総務係の芳賀延子巡査(33)は「飛び出しには十分注意して欲しい。6月1日から自転車の法改正が行われているので、よく知って十分に注意して欲しい」と話した。法改正により、携帯電話を操作しながらの運転や信号無視、飲酒運転のほか14項目の危険行為に伴う罰則が強化されている。
 一方、振り込め詐欺の被害は依然として多い。「おじいちゃん、おばあちゃん、私の名前言える?」から始まる事もあるという。名前をうっかり言おうものなら相手の手口にはまってしまう。孫を騙り「お父さん、お母さんには内緒だけど、結婚が決まった。今、ドレスを選びに来ているがお金が無い。婚約者が受け取りに行くから渡してほしい」とだます手口も。
 最近では、振り込みや自宅前で受け取る手口以外に、東京都内の全く関係無い会社や弁護士事務所の前などで現金を受け取る手口も増えている。

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