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延命寺に「校歌記念碑」・吉川小学校140周年で

2013.8.13(吉川市)
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 吉川市立吉川小学校(綱河信一校長、児童605人)が6月20日に開校140年を迎え、同市吉川の延命寺(津島英世住職)境内に「吉川小学校旧跡」と書かれた石碑と同校校歌の歌詞が書かれた石碑が建立された。建立を記念して、吉川ロータリークラブが7月10日、同寺で「吉川小学校記念碑建立を祝う会」を開催した。同校6年生児童35人のほか、戸張胤茂市長、松澤正市議会議長、ロータリークラブ関係者ら約100人が集まり、建立を祝った。
 同校は「芳川学校」として、同寺を校舎として開校した。当初は教員は校長含めて5人。児童は男子110人、女子は40人だった。1896年(明治29)に現在の小学校の場所(平沼73)に移転・新設された。校歌は今から119年前に作られたもので、日本で一番古い校歌とされている。作詞の千家尊福(せんけ・たかとみ)は、貴族院議員、埼玉県知事などを歴任した人物で、唱歌「一月一日」の作詞者として有名。埼玉県知事任期中に同校の校歌を作詞した。作曲の鈴木米次郎は音楽取調掛(現・東京芸大)で西洋音楽を学び、東洋音楽学校(現・東京音大)を創立するなど日本の音楽教育に尽力した。
 建立を祝う会では、除幕式も行われ、児童35人が校歌の石碑をバックに校歌を歌った。今回の建立設立の中心となった住職の津島さん(60)は「吉川の教育の原点であるこの場所に石碑を建立し、後世に記録を残すという意味でも大変意義深いこと。校歌の歌詞も大変貴重なものなので、3番まで石に刻んだ。多くの市民の方の記憶に残ることを期待したい」と感激した様子で話していた。

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