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キッズデザイン賞を受賞・コビープリスクールよしかわST

2012.8.13(吉川市)
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 吉川市の認可保育園「コビープリスクールよしかわステーション」が第6回キッズデザイン賞(主催・特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援・経済産業省)を受賞した。受賞者は吉川市と設置運営法人、の社会福祉法人コビーソシオ(本部・吉川市、小林照男理事長)、設計施工したミサワホーム株式会社(本社・東京都新宿区、代表取締役社長執行役員・竹中宣雄)と株式会社ミサワホーム総合研究所(本社・東京都杉並区、代表取締役社長・上野彰一)の共同受賞。
 この「コビープリスクールよしかわステーション」は、保育所に入所できない待機児童の増加や、延長保育など多様な保育サービスへの需要増に応えるため、吉川市の公有財産の有効活用を図り、社会福祉法人による認可保育所の創設を目指して、昨年度に吉川市が公募を行い、今年4月に開園した施設。
 キッズデザイン賞は、2007年に創設された「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを生み育てやすいデザイン」という3つのキッズデザインの理念を実現し、次世代を担う子どもたちの健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために取り組むさまざまな活動を顕彰する制度。
 乳幼児用製品や玩具等に限らず、大人向けでありながら子ども目線を持った良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動等にも贈られます。今回は8つの部門に分けて選定され、「コビープリスクールよしかわステーション」は、複数の子どもや親を対象に、安全かつ楽しい妊娠出産や子育てを支援する工夫がなされた施設などに贈られる「子どもの産み育て支援デザイン・地域・社会部門」で受賞した。
 受賞施設の「コビープリスクールよしかわステーション」は、JR吉川駅から徒歩5分に立地する市の公有財産を活用し、都市郊外型の保育園として創設。ミサワホーム総合研究所が設計を担当し、社会福祉法人コビーソシオが運営を担当。
 施設内には、全長約50bの吹き抜け空間「大通り」を中心に、様々なテーマ別の保育室や園庭を配置し、保育カリキュラムに応じて多彩に活用できる園舎となっている。また、同園は特に次の3つのつながりを意識している。@「大通り」に面したライブラリー、視聴覚ルーム、茶室、キッチンスタジオなどの空間を通ることで子どもたちの感受性を育み、成長につなげるA敷地の一部を開放し、遊歩道を備えたことで、園の様子を垣間見ることが出来るようになり、地域や近隣の人たちとのつながりを持たせ、保育園の賑わいや活気を発信し、地域につながるB「大通り」によってつながる東西の園庭はビオトープや果樹を揃えたことで、園児自身の興味や保育のテーマに沿って自由に活動し、園庭で季節を感じながら自然とつながることを意識して設計している。
地域とのつながりに関しては、立地条件を生かし、埼玉県内において初の試みである。市内全ての認可保育所と連携して実施する送迎保育事業も、地域貢献度が高い取り組みとして評価された。
 吉川市は、これまで土地区画整理事業などの進展により新市街地を中心に子育て世帯が急増し、保育所への入所希望者が増加していることに応えるため、新たな保育所整備を行うとともに、延長保育や一時保育の拡充、市内全ての認可保育所と連携した送迎保育事業などを実施し、多様な働き方に対応した子育て環境の充実に努めてきました。同市子育て支援課では「引き続き、吉川の未来を担う子どもたちが健やかに育ち、子育ての喜びや楽しみを実感できるまちづくりに取り組んでいきます」と話していた。

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