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ひな飾り展示に魅了・3月5日まで、古民家で

2017.2.27(八潮市)
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 八潮市立資料館(市内大字南後谷)で1月28日から、「37回企画展『蔵書の世界―広がる書物と在村文化―』」が開かれている。

 市内の家々に残された蔵書に着目し、人々がどのような書物を手にし、読み、知識を獲得して、地域文化の振興につながったかを、「いざ、本の世界へ」「八潮に広がる本の文化」「濱野家の蔵書」の3部に分け、資料やパネル(計72点)で紹介している。

 中でも、同館所蔵の「新編武蔵風土記稿」全80巻箱入り(1884年)の展示や、色鮮やかな表紙の「慶安太平記」(81年)、文字絵「風流」などが来館者の目を引きつけている、また、江戸時代に生まれた自由な紙面構成、18世紀後半のサークル活動、明治時代の「巡回文庫」(移動図書館)など地域の歴史も学べる。

 草加市の男性は「江戸時代に書物が普及したことや、分業で書物を作成したこと、蔵書のことなどがいろいろと勉強になった」と話していた。

企画担当の同館職員は「江戸時代以降の出版文化や読書ブームから、八潮市を眺める初の展示。江戸から本が流通し、“在村文化”として花開いた経緯などを知ってもらいたい」という。

 音声ガイドもある。3月12日まで。月曜日休館。午前9時から午後5時まで。

 <問い合わせ>八潮市立資料館TEL048・997・6666。
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