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高校生が「出前授業」・大曽根小でロボットなど学ぶ

2017.1.30(八潮市)
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 八潮市立大曽根小学校(伊藤敏子校長、児童519人)で1月16日、6年生78人を対象に、茨城県つくば市の県立つくば工科高校(西谷尚衛校長、生徒441人)「ロボット工学科」の生徒19人による“出前授業”が行われた。

 「つくばの科学」をPRし、つくばエクスプレス(TX)沿線地域の八潮、つくば両方市の交流を促進するのが狙い。

 出前授業では、「熱湯」や「氷水」などの熱エネルギーを利用して風車の回転方向を制御する「熱電素子」を利用した実験が行われた。また、生徒たちは、人の手の動きと連動した「アームロボット」、白いラインをトレースして走る「マイコンカー」、物を運ぶ車型や人型の「ラジコン」、“ロボットセラピー”で使用される「AIST(国立研究開発法人・産業技術総合研究所)」製のアザラシ型ロボット「パロ」と3Dプリンター―など5つのブースを10分ごとに回り、新エネルギーや資源の大切さなどを学んだ。

 さらに、各ブースで学んだことをクイズ形式の問題で復習した。

 参加した安藤菜月さん(12)は「ロボットに興味があり、科学館などに通っていた。出前授業を楽しみにしていた。いろいろなことを教えてもらい、とても勉強になった」と感想を述べた。教える側の同高校1年、荒井一希君(17)は「緊張したが、目が輝いている子どもたちを見て楽しくなった。物づくりの原点は挑戦と失敗。失敗しても、あきらめずに続けてもらいたい」と話していた。

 引率した同高校の萩谷佳大教諭は「生徒にとって、人前で話すことが面接やプレゼンテーションの練習につながる」と話し、伊藤校長は「体験活動が一番子どもたちの心に残る。今後も子どもの可能性を伸ばすために続けて行きたい」と出前授業の意義を強調した。
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