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「緑増やし、自然ある街に」・高校生と市議が懇談

2016. 9.5(八潮市)
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 “まちづくり”について、若者たちの意見や考えを聞こう―と、八潮市と同市議会はこのほど、県立八潮高校(中村光一校長)と、同八潮南高校(梶尾勝則校長)の生徒を同市役所に招いて、懇談会を開催した。

 住民同士のつながりの希薄化などが懸念される中、次代を担う若者たちの思いを市政に生かそうと、同市議会が企画した。市議会側から小倉順子議長、浅田和宏副議長ら6議員が出席し、両高校の1〜3年生計11人が参加した。

 テーマは「ずっと住み続けたい街はどんな街」。懇談会を前に、同市は高校生たちに、「ひと・まちのにぎわいについて」「街・環境について」「安心・安全について」アンケートを実施した。

 その結果、高校生たちから、「近所同士がいざという時に助け合うため、普段からあいさつをする。それが防犯にもつながる」「花や緑を増やし、自然がある街を」「公園は遊具が少なく、ごみのポイ捨てが多い」「街灯や交差点のミラーが少ない」「極端に狭い道があり、自転車や歩行者が安心して通れない場所がある」―など、“若者目線”での具体的で厳しく指摘する声が出た。

 懇談会では、これらのアンケートでの意見を中心に、高校生たちは市の現状をどう見ているか、それぞれ意見を述べた。

 これに対し、6人の議員らは市や市議会の取り組みや見解を説明した。懇談会場には、特設の傍聴席が設けられ、懇談参加者以外の市議が多数詰めかけて、高校生らの声に耳を傾けていた。

 約2時間の懇談を終え、八潮高2年の藤沢美月さん(16)は「学生が意見を言っても意味がないと思っていたが、真剣に聴いてくれて話してよかった」と言い、八潮南高3年の生徒会会長、梅沢涙さん(17)は「今まで八潮について話す機会がなく、とても貴重な機会となった。生徒会活動をやっていてよかったと思う」と話していた。

 小倉議長は「なかなか意見が出ないと思っていたが、多岐にわたる意見が積極的に出たことに感謝したい。懇談会を行ってよかった。傍聴した議員も多く、今後の参考にしたい」と述べた。
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