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児童ら「昔の暮らし」を学ぶ・大原小3年生「かまど」体験も

2016.4.12(八潮市)
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 八潮市立資料館に併設されている古民家(八潮市旧藤波家住宅)で、同市内の小学校9校(19クラス、684人)を対象とした「実体験で学ぶ『昔の道具と暮らし』」が2月2日から3月4日の中の18日間で行われた。

 歴史や文化を肌で感じ、地域社会を大切する自覚を育てる事を目的に、1990年から毎年実施されている。
 このほど資料館を訪れたのは八潮市立大原小学校(山口徳明校長、児童642人)の3年3組の児童38人。
 児童らは資料館の役割や古民家について学び、その後は同資料館職員の手ほどきを受けながら、かまどに薪をくべてご飯を炊いたり、糸車を使用して綿から糸を紡ぎ、藍染めの野良着を着用したり、雨戸を閉め灯明や和ろうそくの明かりで夜の雰囲気などを体験した。
 同小の林浩希君(9)は「和ろうそくが見られた暗闇体験が心に残った。資料館の人でも火打ち石で火を起こす事が出来ず、想像以上に大変だと思った。かまどで炊いたご飯はいつも以上に美味しかった」といい、濱野葵衣さん(9)は「最初は出来るのか心配だったが、資料館の人と一緒に行った糸車の体験が楽しかった」と喜んでいた。
 同資料館職員は「現代の便利な生活をしている子どもたちは、電気・ガス・水道の無かった時代の事は想像できない。昔の道具に触れ、かまどで炊いたご飯を食す機会は、貴重な体験となり学習効果の向上に役立つと思う」と話している。
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