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「メタボ汚名」返上へ前進・「毎日1万歩運動」43人達成

2016.3.21(八潮市)
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 “メタボ県内ワースト1”を返上しようと、八潮市は昨年8月から、「やしお毎日1万歩運動」と名付けた市民運動を始めているが、12日、中間結果の発表会を八潮メセナホールで開いた。この結果、同市緑町の佐々木久治さん(78)が一日平均「4万5172歩」を歩き、見事、中間段階での総歩数ランキング1位となり、参加125人中43人が「1日1万歩」を達成した。参加者らは「距離を目標に楽しみながら歩くようになった」などと話している。3か年事業として取り組む市は今後も、市民への浸透を図り、“汚名返上”を目指す。

 八潮市は、国民健康保険の「特定健診受診者」(40〜74歳)のうち、メタボリックシンドロームと診断された市民が2割を超え、2008〜13年の間、6年連続県内ワースト1を記録した。このため市は、市民の健康づくりに本腰を入れて取り組もうと、3か年継続事業で、「タニタ食堂」で知られる「株式会社タニタ」のグループ会社「ヘルスリンク」に一部事業を委託し、毎日1万歩運動をスタートした。

 運動には20歳から80歳までの125人が参加。参加者は歩数や歩行距離、市内3か所のキーステーションで血圧や体組成(体脂肪や体重など)が記録できる「活動量計」を携行して毎日歩き、データを記録した。この間、市は筋力トレーニングや栄養などのテーマでサポート講座も開いた。  この結果、8月23日から1月31日までの162日間で、総歩数ランキング1位となったのが佐々木さん。合計731万7882歩、一日平均4万5172歩だった。125人中18人が総歩数200万歩以上を記録し、運動の目標値の「1日1万歩」を43人が達成した。

 佐々木さんは「定年後の60歳からマラソンを始め毎日走ったが、2年前に不整脈が出て、走るのを控えてウォーキングで体力維持しようと始めた。今はジョギングも並行してやっている。自宅や草加周辺、雨の日はイオンレイクタウンの室内を歩くなど、多い時は1日6、7万歩になります」と話し、1位獲得を喜んだ。

 表彰式では、ランキング上位5人のほか、体重などの数値が一番改善された人への「体変わったで賞」など計10人が表彰され、大山忍市長から賞状、副賞が贈られた。  表彰された人たちを代表して3人が「6か月間どのように取り組んできたか」や結果についての感想を語った。そのうち、一昨年に意識不明の重体で入院した経験がり、退院後リハビリのため歩き始めた人は「はじめは1万歩を歩くのに4時間もかかった。歩数よりも、新幹線のルートをどこまで歩いたかなどと、距離を目標に楽しみながら歩くようにして頑張れた。次は北海道新幹線が目標」と、継続するための自分なりの工夫を披露した。  また、新しいウォーキングコース3コースが発表され、マップも配布された。
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