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「トイレ展」で資源循環の歴史・市資料館で開催中

2016.2.16(八潮市)
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 農作物栽培の肥料として江戸時代から近代まで、欠かせなかった「し尿」やトイレにスポットを当てた、八潮市立資料館の企画展「肥やしとトイレ〜暮らしを支えたバックグラウンド〜」が3月13日まで、開かれている。  かつて八潮市域は、農業を基幹産業として発展し、収穫された野菜を江戸時代から、近郊の市場に出荷し、帰りには肥料となる「し尿」を購入して田畑に活用してきた。「し尿」は、商品価値のあるものとして取引され、合理的な資源循環型社会を担っていたが、環境、衛生面から、下肥としての役割が終わった。

 資料館は、「身近な資源を有効活用してきた人々の知恵や当時の営み、都市近郊型農村として発展してきた市域の歴史を知ってほしい」という。
 内容は「下肥と過ごした日々」(人々の生活と下肥、舟運と野菜の出荷、下肥の終わりなど)と、「トイレのむかし」(いろいろなトイレ、トイレと衛生、など)に分けて、市内旧家のトイレ図面や肥溜め模型、し尿分離式改良便所、回虫標本、などを展示し解説する。
 会期中は音声ガイドを無料貸し出しする。20日午後2時から3時、担当学芸員による展示解説がある。 <問い合わせ>八潮市立資料館TEL997・6666。月曜休館。
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