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「いじめ撲滅」へ合同提言・全5中学校生徒会で

2015. 10.12(八潮市)
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 各地でいじめが社会問題化している中、八潮市立中学校の全5校が「いじめ撲滅運動」の合同提言を作成し、1日に5校の生徒会長5人が大山忍市長に面会し、提言書を手渡した。
 市議会9月定例会で中学生の意見も反映した「八潮市みんなでいじめをなくすための条例」(通称・いじめゼロ条例)が制定された。これを受けて、小中一貫教育の取り組みの一つとして大原中の呼びかけで、八條、八潮、八幡、潮止の5中学校の生徒会代表が集まり、協力して取り組む方針として「市内すべての中学校でいじめ撲滅に取り組みます」「学区の小学生に対し、いじめ撲滅の大切さを呼びかけ交流します」の2つの共通の提言を決めた。
 この日は、各校の生徒会長がそれぞれの学校で取り組んでいることを発表した後、5校を代表して、織原希(のぞみ)さん(15)(大原中3年)が「地域の方々とも協力して、いじめの加害者も被害者も生まない学校づくりを進めることを約束します」と決意表明した。
 提言書を受け取った大山市長は「みなさんの提言は、仲間を思いやり、いじめを生まない環境づくりへの大きな力になる。市としても頑張っていきたい」と話していた。
 各校では、現在、独自にラインなどネットトラブルによるいじめ拡散防止のための「ネット取扱書」作成、小中学校合同でのあいさつ運動、校内放送やポスター掲示などでの呼びかけ、など行っているという。
 スマートフォンを持つ小中学生の間では、ネットによるいじめが増えているのが近年の特徴で、「ラインによるいじめは広がるのが速く、怖さを実感している」という生徒もいた。
 11月12日には、小中一貫教育推進研究発表会の中で、「いじめ」をテーマにした公開授業、児童会・生徒会による「こどもたちの提言」も行われる予定。

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