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勇壮に「大瀬の獅子舞」・今年から土日開催

2015. 7.20(八潮市)
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 八潮市の県指定無形民俗文化財「大瀬の獅子舞」が4日と5日に行われた。富士・浅間信仰と結びつき約350年の歴史を持つ同獅子舞には、大獅子(長男)・中獅子(次男)・女獅子(母親)の三匹が富士山に登る途中の出来事を十二通りの本舞い「掛かり」がある。二時間に及ぶ長いものもあり、2日間かけて舞われる。
 豊年、疫病退散、家内安全、地域発展を願い、例年7月1日は浅間神社、2日は氷川神社の祭礼に奉納されてきたが、平日開催が難しくなってきたことから今年から第一土、日開催とした。大瀬獅子舞保存会の臼倉健一会長は「土日開催で中川、大瀬小学校の授業の一貫として見てもらえないのが残念」としながらも「人出は例年どおりで子どもたちもたくさん見られた」という。
 「今後はいかに後継者を育てていくかが役目」だと臼倉会長。獅子会世話人で獅子舞を仕切る先達(せんだつ=リーダー)の福岡達則さん(54)は「舞を伝承していくことを第一として正確な舞を後世に伝えていくことが役目」だと話す。
 昨年は山崎楓ちゃん(10)(大瀬小5年)が笛の吹き手となった。山崎さんは「横笛は難しいけどたくさん練習して友達に聞いてもらえるのでたのしい」と笑顔だ。今年は獅子会に小島樹人君(9)(中川小4年)と鈴木蓮君(11)(大瀬小5年)が加わった。小島君と鈴木君の獅子舞いデビューは26日に行われる「祈祷獅子」。午前7時半に宝光寺を出発し一日かけて大瀬を練り歩く。
 鈴木君は「いつか獅子舞を踊ってみたいと思っていた。緊張するけど練習してきたのでしっかり踊りたい」、二人の兄が獅子会会員だという小島くんは「いつか兄たちと三人で踊ってみたい。しっかり踊れるように頑張りたい」と意気込み、次代を担っていく。 

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