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大原小児童が環境学習・ビオトープ

2014.7.8(八潮市)
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 八潮市の綾瀬川沿いにある大曽根ビオトープで6月19日、同市立大原小学校(丸山聡校長、児童649人)の5年生117人が、大曽根ビオトープを守る会(小林平会長)と埼玉県環境部越谷環境管理事務所の職員を講師に、環境学習プログラムを行った。
 越谷環境管理事務所職員・前川明日翔さんが水質検査をするパックテストで、きれいな水も飲料である炭酸水を混ぜると魚が住めない川になってしまうことを示し「飲みかけのものは捨てない、ごはんを残さない、油は流さない」など家庭排水から川の水を汚さないよう諭した。また、児童らはカタバミで10円玉をこすってピカピカにしたり、守る会会員と一緒にオオバコやギシギシなどの植物を探したり、自然と触れ合った。
 同小5年生は、総合的な学習の時間で八潮に残った自然をテーマに、環境について調べる学習を行っている。鈴木旺志君(10)は「いままで草が嫌いだったけど、いろんな種類の草があって面白いなと思った」、上脇涼さん(11)は「今まで虫がつかめなかったけど、バッタを捕まえることができてよかった。八潮は川に囲まれているので、川をきれいにしてあげたいと思った」と学習を通して新しい見方ができたようだ。
 大曽根ビオトープは綾瀬川に唯一残る湿地帯で、オギヨシ、ヒメガマのほか希少種であるタコノアシやゴキヅルなどの植物、モツゴやボラ、マハゼなどの魚が生育している。守る会は主に生体の維持管理として希少種の保護や外来種の駆除、清掃などを行っている。同会による環境学習は9年目になる。小林会長は「学校としても環境学習が浸透しつつある。ビオトープにも休日に遊びに来る子どもたちが増えた」と話していた。

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